『学芸大学』音楽と音響『音楽教室』
美しい、ばかりが音楽ではない、と書いたら近しい友人、生徒諸君の反応が面白い。
音響が、響きが、ハーモニーが美しくない、メロディが美しくない、、、そんな事は一言も言ってないのだが。
音楽として、思想、心情、表現内容、込められた想い、などなどが美しい、事ばかりではない、と言っているだけなのだが。
モーツァルト:フィガロ、ベルリオーズ:幻想、オルフ:カルミナ。ピアノ曲だって、リスト:メフィスト、プロコフィエフ:ソナタ、スクリャービン:ソナタ。まだまだある。
美しいのかも知れない。シュトックハウゼンが9.11を美しいと言った様に。
自分はハイリゲンシュタット以降のベートーベンには、呪いを、嫉妬を、絶望を感じるが。音響的には、何と美しい事か。
今は亡きポリーニのop.111。これは音楽なのか？
最後の追い込み、日曜日はコンクールだ。行ってきます。
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