『学芸大学』月光『ピアノ教室』
ふと見上げると、今朝までの雨が嘘のように月が輝いていた。
満月は明日らしい、明日の満月はストロベリームーン？と言うらしい。苺の収穫の時期だからだとか、何だとか。
次回のリサイタルでベートーベンのピアノ・ソナタ月光を弾く事を思い出した。何度も弾いた曲だが、楽章ごとにスピード感を増し、最後の盛り上がりは素晴らしい。
窓辺で月を見ながら涙を流す少女、の話はどうでもよく、偉大なベートーベンの実験、挑戦、成功を讃えるべきだ。
ピアノ・ソナタ、交響曲などでゆっくりした楽章を緩徐楽章と言う。第2楽章あたりに置かれる事が多い。
この月光は第1楽章が緩徐楽章。緩徐楽章スタートのソナタだ。
徐々に増すスピード感。
そう、あなたのやった事は成功しました。
#学芸大学 #ピアノ教室