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『学芸大学』今日のレッスンを振り返る8/2『ピアノ教室』

『学芸大学』今日のレッスンを振り返る8/2『ピアノ教室』

2023/08/02

『学芸大学』今日のレッスンを振り返る8/2『ピアノ教室』
外には、綺麗な月が輝いていた。

今日のレッスンを振り返ってみよう。今後その日に行ったレッスン、もっとも印象に残ったやり取りなどを掲載してみよう。レッスンのご受講を検討されている方は、是非是非参考にして頂きたい。

今日は何と言っても、ドビュッシーを弾くご婦人。もう何度も聴かせて頂いている。和音のバランスを料理に例え、メロディの運びを荷物運び?に例えた一風変わったレッスンだ。

和音は同時に耳に届く。和音の中の、どの音が大切かで音の干渉が違ってくる。一番上の音が大切、そんなことは当然だが、内声にも気を配る必要がある。更には左手小指、バスの支え。全て全てが相まって、ひとつの響きを構築する。

メロディは上に運ぶほど力がいる、気持ちがいる。想いのたくさん詰まったコップを50cm持ち上げるのも大変だろう。50cm上でキープさせるそのコップ。位置エネルギーと言うものを持つ。手を離せば、自然落下、自由落下する。下に向かったメロディは自由落下かも知れない。

もちろん、音楽には例外が付きもの。例外についてもしっかり説明させて頂いた。カバレリア・ルスティカーナの間奏曲の最後を使って。大好きな曲で何度も聴いている。曲の最後は毎回感動する。昇天する。人智を超えた魂の音が存在する。文字にするのは、難しい。

さて、そんなドビュッシーの後、もう一曲。ラフマニノフの楽興の時を聞かせて頂いた。左手小指がほぼほぼ一曲を通して低いD♭を鳴らし続ける。大草原なのか、母なる大地なのか、とにかくD♭に支配されたえも言われぬ美しい小品だ。右手は控えめながら、自由にメロディを奏でる。

今日のラフマニノフにおけるツボは「1/fゆらぎ」。ネットで引っ張ってきたら何となく意味はわかると思うが、すぐ説明できる人はそれ程多くない。簡単に言えばfは周波数を表す。1/fなので、ゆらぎはfに反比例すると言う事だ。ゆらぎが大切なのだ。ゆらがないものは単調と感じてしまう。バスD♭のゆらぎ、自然なゆらぎ。打ち寄せる波の様な、吹き付ける風の様な、あるいは、低い音なので最近聞かないが、牛蛙の鳴き声のような、、、。 

私は決して「理論おばけ」ではない。どちらかと言うと、「感性ファースト」の人間だ。ただ、ピアノを教える時、また、どうして作曲家がこの音を選んだのかを考える時、必要になってくるのが、専門知識?とまでは言わない!わかりやすく、例え多く伝えてあげられる音楽理論だ。

世の中のピアノの先生は、大きくふたつに分けることが出来る。
◾️理論を深く知らず、感性でレッスンを行う先生
◾️理論に頼り切って、感性をおざなりにする先生

どちらもダメです。そう言う先生があまりにも多い。そう言う方は自分をそうだとは思わないのだろう。あなたの事ですよ。

シェリー・アーツ音楽教室では、ふたつのバランスを取ったレッスンを行っています。

是非是非一度、体験レッスンにいらして下さい。過去のトラウマも払拭させる音楽教室です。
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シェリー・アーツ音楽教室は目黒区にオープンしている音楽教室です。 音楽専門学校で指導を行い、日本のコンクールでの入賞経歴も多数ある西尾幸司代表が今までの経験に裏打ちされた知識を安価でご伝授致します。 クラシックを中心としたピアノを学びたい方、ギターの引き語りでジャズや様々な楽曲に挑戦したい方、ボーカルレッスンを受けたい方、作曲を基礎から学びたい方、お子さんに習い事をさせたい方、DTMを用いた自作楽曲のダウンロード販売方法 を学びたい方など幅広いご要望にお応え致しております。 目黒周辺で音楽教室をお探しの際はシェリー・アーツ音楽教室へ是非お越しください。 シェリー・アーツ音楽教室 所在地:東京都目黒区目黒本町2丁目11−15 最寄駅:学芸大学


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