『学芸大学』雑記『ピアノ教室』
2023/09/06
『学芸大学』雑記『ピアノ教室』
■シェリー・アーツ。
世の中すべてのコンサートホールは「個人名」で予約することができない。
大学何年だったか忘れたが、仲間とコンサートをすることになった。
「〇〇愛好会」「〇〇を楽しむ会」
いやいや、そんなの恰好悪いので、もうちょっとましな名前を考えよう。
同級生と安酒を飲んでいたあの頃を思い出す。
当時、「ジャパン・アーツ」を筆頭に「〇〇・アーツ」という今考えれば「法人名」が流行っていた、と思った。
友人と飲んでいた時のBGMは、音大生にもかかわらず尾崎豊。友人は告別式にも出席したらしい、尾崎豊。
俺は転がり続けてこんなとこにたどり着いた、、、。
「シェリー・アーツ」でいいんじゃね?
シェリー・アーツ名前の由来である。今は「株式会社」。
■発表会、他音楽教室。
張り切っている小学生一名。いやいやたくさん、、、、。
ピアノを学ぶきっかけは人それぞれだったはずだ。
一定時間ピアノを学ぶことでの、親御さんの育児負担軽減。もちろん、情操教育。
音符を間違いなく弾くこと、集中力を養うこと、指先を使うこと、音楽に親しむこと、、、。
いろいろあると思うが、「当音楽教室」はそこに留まらない!!
自己を表現すること。
順番はどうでもいい。ピアノを習う→自己を表現する手段、自己を表現したいから→ピアノを習う、選ぶ、、、。
順番はどうでもいい。
昔々、愛媛県宇和島市で初のリサイタルをしたとき、ローカルテレビ、新聞が取材してくれたものだ。
「数多ある楽器から、どうしてピアノを選んだんですか?」
「僕がピアノを選んだのではありません、ピアノが僕を選んだんです。」
とかとかとか、今考えたら赤面なコメント。今でも残っているのが恥ずかしい笑。
恐らく、その小学生が発表会で弾く曲は「チューリップ」。
音楽は時間の芸術、一瞬の出来事。ただ、間違いなく、親御さん、お客さんの心に大輪のチューリップが咲くだろう。
一瞬が永遠になる瞬間、これが音楽だと思う。
ああ、大手が何やっているか、、、知らないし、興味もない。
■コンクール
生徒の一人が、コンクールに出場したいと言ってきた。小学生の部、バッハコンクールなるものだ。
おお、やってみろ。ちょっと違う視点を教えなきゃいけないが、望むところじゃ。
コンクール主催団体も、出演料欲しさに出場を斡旋する。
やらずに後悔するよりも、やって後悔する方がいい。
それが最終目標にならなければ、それでいい。
他所の音楽教室のあり方は知らないし、興味もない。
その時、好きになって、魂を震わされた曲、弾けばいいじゃないか。
弾けなかったら、もっと励めばいいんじゃないのか?
自分は音楽にその人自身を見ます。
こんな文章では、表せられないくらい。
そして、その音楽を尊重します。あまりにも本流から外れていたら、軌道修正をしながら。
100人100様のショパンがあっていい。
ショパンであれ、ベートーベンであれ、バッハであれ、ガーシュインであれ、ドビュッシーであれ、、、。
あなたにしか弾けない、好きでたまらない、表現したくてたまらない、こう弾きたい、、、。
そんな演奏が好きです。
武満徹大先生は生涯弟子を取らなかったらしい。習う前に、表現したいことを考えろ、と。
こう弾きたいと思っているのなら、あなたは演奏家です。
こう作りたいなら、作曲家。
小学生、成人まで、期待しています。
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シェリー・アーツ音楽教室は目黒区にオープンしている音楽教室です。 音楽専門学校で指導を行い、日本のコンクールでの入賞経歴も多数ある西尾幸司代表が今までの経験に裏打ちされた知識を安価でご伝授致します。 クラシックを中心としたピアノを学びたい方、ギターの引き語りでジャズや様々な楽曲に挑戦したい方、ボーカルレッスンを受けたい方、作曲を基礎から学びたい方、お子さんに習い事をさせたい方、DTMを用いた自作楽曲のダウンロード販売方法 を学びたい方など幅広いご要望にお応え致しております。 目黒周辺で音楽教室をお探しの際はシェリー・アーツ音楽教室へ是非お越しください。 シェリー・アーツ音楽教室 所在地:東京都目黒区目黒本町2丁目11−15 最寄駅:学芸大学