『学芸大学』ピアノと作曲『ピアノ教室』
ピアノを弾く事を学ぶ。はじめはビギナー向けの簡単なもの。徐々に難易度が上がり、作曲家の意図を自分なりに表現していく。生徒さんがよく使う言葉で、イタコと言うのがあるが、その通り。
どうしてこんな響きになっているのだろう、どうしてこんなメロディなんだろう。
そこから始まって、それをより素敵に弾く為の技術がテクニックと言う事だと思う。
テクニックとは、それ自体が勝手に身についていくものではなく、曲を通して表現したいことを表現できる様になることだと思う。
たった3ヶ月で素直ないい音が出せる様になった生徒さん。ビギナー向けの実に簡単な曲ではあるが、この曲素敵ですね、と言う。いい傾向だ。
人の作った曲を弾いていると、自分で曲を書いてみたいと思う方もいるようだ。
作曲と言うことになる。
人の作った曲を再現するだけではなく、自己の表現としてオリジナルを0から作る。音楽表現の更に進んだ形かも知れない。
少々の基礎知識とダイアトニックコードの連結。なるほど、曲はこうやって作るのかあ。
ひとつの調性だけで作るところから、II-V、Dominant Motionを経て違う調からのアプローチ、Secondary Dominantを学ぶ事になる。
素敵ですねー。生徒さんは皆さん言う。
調性の幅がぐんと広がる。
作曲、それ自体は難しい作業ではない。コードの連結からメロディを導き出すか、またはメロディからコードを導き出すか。
いずれにせよ、より細やかな感情を表現する手法として引き出しは多い方がいい。
新しい手法を学ぶと使ってみたくなる、自分の曲に反映してみたくなる。
この繰り返しだ。
ピアノを弾く事も、作曲する事も、自分の表現の幅を広げる事、これに尽きる。
#学芸大学 #ピアノ教室 #作曲教室